数年前にサクラメント市で
「主体性」についての講義をした時のこと、
話しの途中で聴衆の中から
ひとりの女性が突然立ち上がり
興奮気味に話し始めた。
その会場には大勢の人がいて
皆が彼女に視線を向けた。
数秒して彼女は、
ふと自分が何をしているかに
気がついたらしく、
恥ずかしそうにまた座り込んだ。
しかし、我慢できずに
周りの人達としゃべり続けた。
浮き浮きとして、嬉しそうに見えた。
彼女に何があったのか訊きたくて
コヴィー博士は休憩時間を
心待ちにしていた。
やがて休憩時間になり
すぐさま彼女の席に行き
理由を話してくれるように頼んだ。
「信じられないようなことを経験したんです」
と、彼女は勢い込んで話し出した。
「私は看護婦で、何とも言い難いほど
わがままで恩知らずな男の面倒を
見ているんです。
何をしても文句を言うだけで、
これっぽっちも感謝なんてしないし、
私のことを完全に無視しているんです。
いつも苦情と非難ばかり。
この人のせいで私の生活は
滅茶苦茶にされて
みじめそのものでした。
ですから、その怒りを
いつも家族にぶつけていました。
彼はほかの看護婦にもそうなんです。
皆、早く死んで欲しいと
祈るくらいだったんです」
彼女は続けた。
「なのにあなたは私達に
私の許可なくして誰も私を
傷つけることはできない。
自分自身がみじめになることを選んだのだ、
なんて言って…
私は絶対に納得できませんでした。
でも、その言葉が頭の中を
駆け巡って止まらず、
自分自身の心に問いかけてみたんです。
本当に自分の反応を選択する力なんて
あるんだろうかと。
そして、突然、
私にはその力があるって
ひらめいたんです。
その辛い事実を受け入れて
みじめなありさまを自分で
選択していたっていうことが
分かったんです。
そして同時にみじめにならないことも
選択できると悟った瞬間、
私は立ち上がってしまった。
まるで刑務所から開放されたみたいでした。
全世界に叫びたかった。
私は自由だ。
牢獄から解放された。
これからは他人に左右されることはないって
（「7つの習慣―成功には原則があった」より）
ISBN:4906638333 単行本 川西 茂 キングベアー出版 2005/06 ￥2，310
脳内のOSの入れ替え方
2007年9月24日 読書 コメント (3)
ISBN:4833417987 単行本 中島 孝志 プレジデント社 2003/11 ￥1，260
たとえば、この本を見てどう思いますか？
普通なら、「ありえないし」「無理だし」「寝てたほうがいい」
と思うでしょう。上記意見は分かりますが、それは平凡なOSが脳にある証拠です。
やれる人は一回でもやってみてください、考え方、価値観が変わります、この時、昔のような考えが沸き起こらないなら脳内OSは変わったといえるでしょう。
できない人は、こういう考え方もあるんだなぁと思って欲しいです。できれば、こういう考え方をしてみたい→していく方向に進んでいく、という事も大事です。
あなたにとって考え方、価値観が変わる本は必ずあります。
どんな本でもいいと思います、向上心をもっていきましょう。
あなたはハゲません！！（笑）
男は必見！女も必見！
これは読んで損なし！
知っておくべし！
最高傑作の名に相応しいです。
コメントをみる | 
